2018年3月8日木曜日

Jinterosとは

ラテンアメリカでもかなり安全な社会主義国ということで、昨年のブラジルほどビクビクせず、のんびりとしていた1日目。

ハバナの熱気と活気のある旧市街で、早速ネットで調べておいたレストランにロブスターを食べに行こうと街歩きをした。

ダウンロードしておいたGoogle mapに、行きたいお店はフラグを立てておいたので、オフラインでも自由にGoogle mapが使えた。

多くの呼び込みをされる中、普通に話しかけてきたキューバ人のアルフレッド。私たちは、普通に今からこのお店に行くんだと言ったら、なんとなく微妙な反応をされ、単なるオススメだけど、本物のキューバ料理を食べたいなら、この近くに美味しい店があるとか言われ、さりげなく歩き出しちゃったので、まぁ教えてくれようとしてるのかと思い、近くだし、行ってみた。

まず、第一印象は、観光客向けっぽくない?ってこと、そしてアルフレッドはなぜか私たちと一緒に入り、座り込む。私は、知らない土地で美味しくない料理に高いお金を出すのが嫌いなので、事前にある程度調べてたし、食べたくない意思を伝え、3人で一杯だけ飲んだ。そもそも、美味しくなさそうだし、ロブスターで20CUCって、観光客向けっぽすぎると思ったし。

なぜか、アルフレッドの分のMojito(4CUC)まで出してあげ、適当にお店をでた。アルフレッドはすごくフレンドリーで、英語の練習がしたいのかな?とかちょっと思いつつ、なんでこの人はずっとついてくるんだろうと、お酒の席でずーーーっと考えてた。社会主義の話、フリーセックスみたいな話、キューバ人が幸せな話、色々してた。

お店を出たら、私の彼に、葉巻は要らないかとか聞いてきて、彼はちょっと気になっていたので、少し興味のあるそぶりを見せたら、知り合いに見せてもらおうとかいい出した。

いよいよ、怪しくなってきたなーと思っていたら、案の定怪しげなボロボロのフラット(旧市街はどこもボロボロだけど)に連れて行かれ、謎のおばさんが100CUC(25本)とかを売りつけてこようとしたけど、もちろん、私たちまだ相場を知らないので、と断ると、じゃぁ2本だけ売ってあげると言い出し、2本で15CUCと言い出した。それも、謎にオーブンから出した新聞紙の中にある葉巻、、、

私の彼は、じゃぁ買うかと2本だけ買い、帰ることに。お腹もすいてきてたので、、、

最後に、アルフレッドとお別れしたら、紹介料10CUCを家族のためにくれとか言い出した。

最後の最後に、これかーーと思い、5CUCだけ、募金と思い止むを得ず渡してさっさとアルフレッドと別れることに。

よくよくガイドブックを読んでみたら、これが手数料ビジネスとかでお金を稼ぐジンテロであることに気づいた。

いい人だったけど、キューバもこういうのあるのねーということを学んだ到着日の夜だった。

よくよく聞いたら、キューバの平均月収は30CUC(週5CUCとか)らしいので、1週間のお給料を、私達があげたっていう計算。そう考えたら、すごく間違ったことをしている気になった。

この事件を境に、私たちはとっても注意深くなった。ちなみに、連れて行かれたレストランは旧市街のLa Familiaで、この事件の後も同じ夜に、1時間以内で2カップルに話しかけられたけど、両方ともから、La Familiaに行けと言われ、このレストランが紹介料でサンドイッチとかをあげていることを知った。

結局、Mas Havanaというちょっとイーストロンドン風のキューバ料理のお店に行き、12CUCのロブスターを食べて満足。

翌日、私たちがHotel Nacionalに行こうと歩いていたら、アルフレッドにばったりあったので、アルフレッド、昨日の5CUC返してよと言ったら、あれはもう娘のためにもらったから無理って言われて、そのままその場を去った。

2日目以降は、ゴールドの時計をしている人たち(ジンテロ系)を徹底的にマークしたので、逆にジンテロがわかるようになった。


キューバ行き下準備と到着まで

急に、西欧(現代)化されていないキューバに行きたい!と思い立ち、偶然アメックスで貯めてあったポイントを使い、Virgin Atlantic航空のマイレージでハバナ往復を2人で予約した。

ロンドンーハバナ間をヴァージンで予約してよかったなと思ったのは、Upper Deckの予約ができるのと、直行便であること、それからツーリストカードがヒースロー空港で£15で買えることだった(2018年3月現在)。

西欧化されていないキューバなだけに、何もかも事前に準備、、、というか紙ベース・オフラインでの情報が結構大事だった。

ひたすらウェブサイトをiPhoneのノートにメモしPDFにして保存したり、、、

事前準備は、やれるだけやっておいたらあとあと楽だったなとネットのない世界でなんども考えた。

普段旅行に行くときは、適当に飛行機を取り、ホテルかAirBnBを抑えて、あとは移動時間にネットで調べたりしてるけど、今回はキューバなだけに、あえて、最初と最後の3日間だけ予約し、真ん中は自由に現地のCasa Particular(要は、キューバ版のB&B、もしくはAirBnb)を試してみることにした。

最初の3日はハバナ旧市街のAirBnB(£40/日)でフラット全体を貸り、食事なし。ハバナにしては、内装はとても新しく、シャワーも改装したてな感じ。ここも、実際行って見たら、カサに登録してある宿だった。

友人のおすすめの元、ハバナ旧市街に予約したのは正解だった。というのも、ほぼ全て歩いて行けたので。

ハバナ空港に着いてからは、とりあえずATMが壊れていたので、持っていた現金のEURから
兌換ペソ(CUC)にかえた。人民ペソ(CUP)には、市内じゃないとできないんだとか。

とりあえず、€100を両替し、タクシーの呼び込みに、25CUCでハバナ旧市街の宿までお願いした。

無事にカサに着き、AirBnBに着くなり、キューバの子供達にハッピーバースデーを歌ってもらって
歓迎された。

1日目>次に続く


Jinterosとは

ラテンアメリカでもかなり安全な社会主義国ということで、昨年のブラジルほどビクビクせず、のんびりとしていた1日目。 ハバナの熱気と活気のある旧市街で、早速ネットで調べておいたレストランにロブスターを食べに行こうと街歩きをした。 ダウンロードしておいたGoogle mapに...